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こちらは蒼井はるが運営するブログ・二次創作小説サイトです。 好きなものをその時の気分で書いてるのでメインに何を書いているとかはありませんが、今はコードギアスが多い(むしろほとんど笑)です。 無断転載・転用は禁止です。 荒らしや原作者の方は閲覧をご遠慮ください。
プロフィール
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蒼井はる
年齢:
33
性別:
女性
誕生日:
1991/02/14
職業:
学生
趣味:
読書・旅行
自己紹介:
毎日サークルに勉学に趣味にと慌しく過ごしています。忙しい中にもきちんと自分の時間を見つけて、ほっこりするのが楽しいです。
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どうもえらくご無沙汰してしまいました;;
下の記事にもあった通り、心の余裕が全くなかったためにかなり遅くなってしまいました><
もともと書くのが遅いくせに、心理的要因があるとさらにがくっと書くのが…
いやいや。まぁ言い訳はこれくらいにして、やっとこさ新たな短編を更新です。
別館の方でも、第二話を更新したので、気が向けば足を運んでいただけると幸いですwww


話は変わりまして。

今、私は大学生なわけですが。
やっぱり一番最初に訪れる大きな別れ…というか、分岐点って高校生のあの三年間だと私は思っています。
特に高校3年生って、すごく早く過ぎていくんですよね……。
受験勉強とかで気づいたらもう夏休みが終わってた!という感覚に陥るとなぜだか急に不安になるんです。
みんなと過ごした教室とか、写真とかを見ていると
「ああ…ずっとこのままでいられたらいいのにな……」
と時々無性に悲しくなってくるんです。
「バラバラになるって分かってるのに進まなくちゃいけない」そんな感覚がずっと追いかけてくるからこそ、高校の三年間って一番短くて、一番輝いて見えるんじゃないかな?って思います。

そんな感じで今回は青春攻略本から。
その後の話をば
倉田をメインに回想しながら…という形態をとって話は進みます。




過ぎ去った時間を思い出すと

ほんの少しだけ

泣き出しそうになった



『二度とっつーか…どのみち揃ってこんな馬鹿できんのもこの夏が最後かもな。受験だし、卒業すりゃバラバラだし』
『だね。来年の今頃なにやってんだろね。俺達』
『ずっとこうしてるわけにはいかねぇもんな―…』

夏がくると、あいつらの言っていた言葉を思い出す。
俺はあの頃、高校3年の最後の夏というのに周囲が騒いでいるのに一人だけ、その熱を計りきれないでいた。

俺…倉田結は、神山高校を卒業してから隣県にある国立大学に入学した。
もちろん実家からは通えないので、一人暮らしをしている。

「先輩。次の練習メニューなんですけど」
「あぁ、通常メニューに初心者メニューを追加してみた。見てみてくれ」
中学から続けていた弓道は、大学生になった今でも続けていた。

『弓道かー立ち姿かっけーな!』
そういえばアイツは、そんな理由で弓道部に入部してきた。それからというものの、型を参考にさせてくれとかなんとか理由をつけて、俺に付いてきていたっけ。
『くっらたー!かき氷!かき氷食わねぇ?!』
『味はカルピスとカルピスとカルピスがあります』
高校2年の最後にアイツと起こした反省文を書かされるようなバカなことをした結果、あの二人ともツルむようになり、毎日が少し騒がしくなった。


「あ、そういえば今度みんなで海に行こうと思ってるんですけど、先輩も参加します?」
「コイツの家が海の家やってるらしくてー」
「花火大会もあるらしいっすよ!」
やっぱり大学の夏休みは長いんだから遊ばなきゃ損ですって!と騒ぐ後輩たちがなんだかまぶしく見える。
あの頃の俺だったら思いつかないことだったし、今の俺でも先陣切って遊びに出ようなんて思わないことだから。

『行くことに意味があるんだって!』
そういえばアイツは、俺が参加しなかったイベントのことを不服そうにして、
『お前。一人でいる時、絶っ対俺らのこと思い出すからな!』
あの二人に花火大会に誘われたアイツに、やっぱりいいと自分が誘ったことを取り下げるとアイツは本気で怒った。
『その時にお前がいなかったら意味ないだろ!』

「いいな。行くよ」
そう言って笑うと、
「ほんとですか?!」
「よっしゃ!じゃあまた詳しい日程送りますね!」
後輩たちは嬉々として走り去っていく。

『神山出てもこれまで通りあそんでくれんの?』
受験真っ最中だっていうのにアイツは熱でへばって、おまけにそれどころじゃないだろうに、
卒業してバラバラになるなんて嫌だと言った。
そう言って弱気になるアイツが意外で、なぜだか笑えたのを覚えている。


もう夏休みに入っているので実家に帰省してもいいかと考えていたのだが、最近は部活でその暇がなかった。
朝練を終えて道場から出ようとした時だった。

「倉田!」
「うっす!久しぶりだなー!」
「はよー」

懐かしい声が聞こえてきた。
声のする方を見ると、アイツ…伊勢崎の姿と後ろから上村と野上の姿まであった。

「え……お前たちなんで…」
言い切る前に三人に抱きつかれた。
「おい!やめろ!暑苦しい!!!」
驚きよりも暑苦しさに耐えきれなくなって叫ぶと、
「おお…怒った」
「ますます久しぶりだな!結!」
「怒るって!それから名前で呼ぶな!上村!!」
三人から脱出することに成功した俺は上村の頭を叩く。
「いてっ!」



「久しぶりだな」
そう言ったら、三人は顔を見合わせてこちらを見て笑った。



なぜだか、あの頃に戻ったみたいだな。
と、そう思った。





○おまけ○
「で?何しに来たんだよ……」
上村と野上が学校を探検したいと言い出して、それに付き合いながら伊勢崎に聞いた。
「あぁ、俺ら今日帰省したんだけどさ。倉田ん家行ったらまだ帰ってきてないっていうから。来た!」
「……」
「で、どうせ部活かなんかで帰省するの盆過ぎるだろ?だから…」
「まさかその荷物…俺の家に泊まる気じゃ…」
「え?!いいのかよ!お世話になります!」
(誰もいいって言ってないよ…)




○言い訳という名のあとがき○
青春攻略本は私が大好きなマンガの一つですw
みんなキラキラしてて、青春を思い切り楽しもうぜ!!!っていう勢いがもう…たまらなく私の中でストライクゾーンなのですよ!
みんないい子たちばっかりで…^^
なので、ぜひ原作を!!原作を読んでください!!
セールスマンのようなことを言ってますが、私の妄想爆発小説を読むよりは←←←
最後に、やっぱり暴走してしまっていてすみません;;










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