こちらは蒼井はるが運営するブログ・二次創作小説サイトです。
好きなものをその時の気分で書いてるのでメインに何を書いているとかはありませんが、今はコードギアスが多い(むしろほとんど笑)です。
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荒らしや原作者の方は閲覧をご遠慮ください。
プロフィール
HN:
蒼井はる
年齢:
33
性別:
女性
誕生日:
1991/02/14
職業:
学生
趣味:
読書・旅行
自己紹介:
毎日サークルに勉学に趣味にと慌しく過ごしています。忙しい中にもきちんと自分の時間を見つけて、ほっこりするのが楽しいです。
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ハッピーバレンタイン!!
女の子にとってはワクワクな日ですねw
友達にチョコ贈ったり、好きな子に告白したり、付き合っている彼氏にプレゼントしたり……
みんなが気合入れて作ったお菓子を持ってるのを見るだけで、かわいいなー♪若いなー♪と、こっちまで癒される日でもありますw
そして私……今日21歳になりました(笑)
まぁ、全く実感はないですがw
この春からは四回生になります!(来年卒業できるように頑張ります)
そんなこんなで……
今後もサイト運営をひっそりこっそり頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
みなさん、良いバレンタインをお過ごしくださいw
今回の更新は、夏目友人帳より。
レイコさんと斑です。
夏目友人帳大好きだーw
新刊も買ったんですけど、やっぱり癒されますね^^
北本と西村の話もよかったwww
女の子にとってはワクワクな日ですねw
友達にチョコ贈ったり、好きな子に告白したり、付き合っている彼氏にプレゼントしたり……
みんなが気合入れて作ったお菓子を持ってるのを見るだけで、かわいいなー♪若いなー♪と、こっちまで癒される日でもありますw
そして私……今日21歳になりました(笑)
まぁ、全く実感はないですがw
この春からは四回生になります!(来年卒業できるように頑張ります)
そんなこんなで……
今後もサイト運営をひっそりこっそり頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
みなさん、良いバレンタインをお過ごしくださいw
今回の更新は、夏目友人帳より。
レイコさんと斑です。
夏目友人帳大好きだーw
新刊も買ったんですけど、やっぱり癒されますね^^
北本と西村の話もよかったwww
レイコ。お前は、いつも一人だった。
けれど、みんなから愛されていた。
これは、夏目レイコという少女がこの町にいた頃の話だ。
レイコはその日も人間から石を投げられたのか、所々に擦り傷と痣を作っていた。
「ねぇ、斑」
「なんだ。レイコ」
「たとえばの話。私が何かに襲われたら、斑は助けてくれる?」
「私は妖怪だからな。気分が乗れば助けてやる……まぁ、情が移っていればの話だが」
いつも勝気な少女が珍しく妙な質問をしてきたので不思議に思いながらも答えを返した。
が、それに対するレイコからの反応は特になかった。
こちらに背を向けているので表情は読み取れない。
「私、人間も妖怪も嫌いよ」
レイコが妖怪嫌いで、人間も嫌いなのは周知の事実だ。
「私はどこに行っても受け入れられないの。妖怪には気持ち悪がられるし、人間には石を投げられて変な人間扱い。私が中途半端な化け物のせい」
それは、ひどく寂しげな声音だった。
「みにくいアヒルの子って知ってる?」
と、レイコは聞いた。知らないと答えると、
「アヒルの群の中で生まれたひな鳥が、他のアヒルの子に似ていないっていう理由でいじめられるの」
レイコは話しながら手にしていた木の枝で、何やら地面にカリカリと描きだした。
「周りの同じ群れにいるアヒルからあまりに辛く当たられることに耐えられなくなったひな鳥は、ついに家族の元から逃げ出すの。
けれど、他の群れにいってもやはりみにくいといじめられながら一冬を過ごして、
周りに誰も自分を認めてくれる者はいない。
誰も味方はいないんだ。
そう思って生きることにも疲れ切ったひな鳥は、殺してもらおうと白鳥の住む水地に行く。
そこで、いつの間にか大人になっていたひな鳥は初めて、自分はアヒルではなく美しい白鳥であったことに気付く……海外の童話よ」
語り終えた後には、レイコがごそごそと書いていたのは小さなアヒルの中に一匹だけ美しい白鳥がいる。そんな絵だった。
「私も、こんな風になれたらよかったのにね」
まるで今のレイコのようだなと思っていたのに、レイコは反対のことを言う。
「私は、ずっと一人だもの」
仲間なんてどこにもいなかった。
白鳥にはなれなかったの。
小さくそう呟いて、白鳥の絵を塗りつぶした。
「ねぇ、斑」
「なんだ」
「例えば、私と結婚して、子供が欲しいって言う物好きな人間がいたとしたら……私はきっとその人と結婚して、子供を産むわ」
「ふん」
人間が嫌いなのにか。と聞くと、レイコは
「だって、私も人だもの」
そういって笑った。
「それでね、」
レイコは続ける。
「私の子供か、孫か、曾孫か……きっと、いつか私と同じ力を持った子が生まれたら」
こちらを振り返ったレイコの髪が遠く向こうから吹いてきた、少し潮のにおいのする風になびく。
「もしも、斑がその子に会えたとしたら……その子がこの町に来るような奇跡が起こったとしたら……」
それから数日後。
レイコはこの町から去っていき、二度と戻ってくることはなかった。
「ニャンコ先生?こんなところで何やってるんだよ。もう少しで夕飯の時間だぞ」
声をかけてきたのは、レイコの面影を色濃く残した少年。
思ったよりも早く出会えた、彼女の孫。
レイコにそっくりな意地悪そうな眼差しを残しながらも、人間も妖怪も大切にしたいと考える甘い考えを持った仕方のない奴。
行動の一つ一つはレイコとは全く違う不器用な奴だが、無茶をするところや優しい所はそっくりだ。
「あ。あれ」
「夏目!また余計なことを……こら!待たんか馬鹿者!」
道端に倒れている妖を見て駆け寄っていく夏目を見て追いかける。
(全く、コイツは、一人でほっておけないところまでお前にそっくりだ)
もしも、その子に出会ったら守ってあげてね。
みにくいいままのアヒルの子になるのは私だけで十分だから。
お礼を言いながら去っていく妖に、笑顔で手を振っている夏目の背を見て思う。
きっとコイツの今の姿は、レイコが夢見た光景だったに違いない。
ずっと、ずっと遠い日の約束を果たすために、私はコイツのそばに出来うる限りいよう。
愛すべき友人のために。
レイコ。お前はみにくいアヒルじゃない。
周りからはきっと美しくて愛されていた白鳥なのに、
愛されていることに気付かなかっただけなのだ。
少なくとも、一人ではなかったさ。
私がいたのだから
○言い訳という名のあとがき○
ニャンコ先生はなんで、名前も載っていないのに夏目のそばにいるんだろうな……
そのあたりも原作の方が進むのが楽しみですw
塔子さんの家に来た時の話も、すごく泣けた覚えが・・・
しみじみ家族って、友人っていいなぁ…と気持ちまで優しくなれる話ですよね。
うんうん。
ところで、ニャンコ先生可愛いと思うのは、おかしいんでしょうか……?
友人に趣味悪いと言われたんですが……;;
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