こちらは蒼井はるが運営するブログ・二次創作小説サイトです。
好きなものをその時の気分で書いてるのでメインに何を書いているとかはありませんが、今はコードギアスが多い(むしろほとんど笑)です。
無断転載・転用は禁止です。
荒らしや原作者の方は閲覧をご遠慮ください。
プロフィール
HN:
蒼井はる
年齢:
33
性別:
女性
誕生日:
1991/02/14
職業:
学生
趣味:
読書・旅行
自己紹介:
毎日サークルに勉学に趣味にと慌しく過ごしています。忙しい中にもきちんと自分の時間を見つけて、ほっこりするのが楽しいです。
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最近、サークルやらバイトやら実行委員やらでバタバタしている様子をみんなから「なんでそんな暇いそがしくするの好きなん?」ってよく聞かれますが、毎日そんなに忙しなく動いてたっけ?ってくらい本人は全く自覚ありません。
相変わらずアニメ好きなんで、夜中3時くらいまで動画見てたりします(笑)
だからあんまり創作…特に小説の筆が止まりまくってしまうのですね;;
自転車通学に変えたから携帯見る時間が少なくなって…
電話も最近skypeで済ませちゃうからいけないんだっ!
と自分で理由つけてます。
昨日は空きましたが自分が余力を残してるうちに小説を上げようと思います。
今日は、先月くらいに映画化した「文学少女」です。
映画前に発売されたOVAを見て、惚れ込んで全部大人買いしちゃったという…
おすすめです!!
一度読んでみては?
心葉くんと遠子先輩のある日。
カプリングなし。
放課後。少し遅れて文芸部に行くと、
「ひどいっ!ひどいわっ!」
遠子先輩が部屋の片隅で悶絶していた。
見てみると、遠子先輩の手には本ではなく最新機種の携帯が握られていて、画面を見ながらわなわなと震えている。
そういえば、遠子先輩は重度の機械音痴じゃなかっただろうか?
しかも以前、メールアドレスを書いて渡したことがあったが、遠子先輩は「すみれの砂糖漬けみたい」と幸せそうに《食べて》いたほどの知識の無さ。
そう。遠子先輩は本を食べて生きる妖怪なのだ。その妖怪がなんで現代の最新技術を前に悶絶しているのだろうか。
「妖怪じゃないわ!私は本を食べてしまうほど本を愛しているただの文学少女よ」
目に涙を一杯に溜めたまま遠子先輩はぼくの方を見る。
「はいはい。で、遠子先輩は何をしているんですか」
ぼくが聞くと、遠子先輩は顔をパッと明るく輝かせた。
「よくぞ聞いてくれました心葉くん!!」
「はぁ」
「これよ!これ!」
画面上には長靴下のピッピの一場面が画面にテキスト化されて映っていた。
「これ、ピッピが泥棒をお客さんだと勘違いしておもてなしする話ですよね?遠子先輩が好きそうな話じゃないですか」
それのどこに不満があるんだ。
「えぇ、大好きよ!これはね、すっごく甘くて暖かいココアの味がするの。少しシナモンが効いていて、上品な味がするのよ!でも!だからこそ不満なのよ!!」
「椅子の上で暴れないでください。こけても知らないですよ」
ジタバタと暴れる遠子先輩はまるで駄々をこねる小学生だ。
「私は小学生じゃないわ!」
「人の心を読まないでください。で、何が不満なんです?」
「そうそう、これね……だって、食べられないじゃない」
「……」
本当にこの人は。どれだけ食い意地が張ってるんだ。
遠子先輩は、悲しげに目を閉じる。
「目の前にすごくおいしそうな物があるのにガラスで隔てられて食べられないこの苦しみが分かる?」
つまり、今の遠子先輩はショーケースに入っているケーキを食べたくても食べられない人のような状態なんだなと理解した。
「そういえば、今日はもうおやつはいらないんですか?それなら帰りますけど」
いつまでも相手をしていると日が暮れそうなので話を振る。
「今日はうーんと甘いお話を書いてね!お題は『えんぴつ』『釣竿』『ガラスケース』。制限時間はきっかり50分。よーいスタート!」
ぼくが書き始めたのをみてご機嫌そうに鼻歌を歌っている遠子先輩を見て、本当に子どもっぽい人だなと思った。
その後の話。
ぼくが書いた話を食べた遠子先輩は、
「いやぁ!えんぴつ君と釣竿ちゃんのせっかくの恋物語がガラスケースに隔てられて何の味もしなくなったわ!甘い匂いはするのに!!ひどい!ひどいわっ!心葉くん!」
しばらくの間、えぐえぐと泣いていた。
あとがき
この話に出てくる携帯はi-padを参考にしました。
ちょうど考えてた頃が発売日だったんですよ!
ちなみに私は買ってません(笑)
i-podもww
どうもタッチパネル式の携帯とは相性が悪いみたいです;;
アップル社のパソコンは映像・音楽制作とか、写真編集にはもってこいなんですけどね;;
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