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こちらは蒼井はるが運営するブログ・二次創作小説サイトです。 好きなものをその時の気分で書いてるのでメインに何を書いているとかはありませんが、今はコードギアスが多い(むしろほとんど笑)です。 無断転載・転用は禁止です。 荒らしや原作者の方は閲覧をご遠慮ください。
プロフィール
HN:
蒼井はる
年齢:
33
性別:
女性
誕生日:
1991/02/14
職業:
学生
趣味:
読書・旅行
自己紹介:
毎日サークルに勉学に趣味にと慌しく過ごしています。忙しい中にもきちんと自分の時間を見つけて、ほっこりするのが楽しいです。
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という訳で!!
リハビリ込みの企画を始めたいと思います。

久しぶりにコードギアスにどっぷりしちゃおうかなwww
そろそろ、外伝も始まる(かも)だし、それまでにゆっくり復習しておかないとね^^

ってことでコードギアス第1話~コードギアスR2第25話までを見返しながら、初心に返ったつもりで短編やら小話を書いていこうかと思っています。

ちなみに更新頻度は、気分によって遅くなったり早くなったり;;
バイトもあるのでその具合も見つつね!

とりあえず今日は第1弾!!
コードギアス第1話からはじめさせていただきます。

今回は永田の話です。
初っ端から、需要あるの?
というマイナー路線に走っていますが、皆さんのふかーーーーーーくも、ひろーーーーい心で受け止めてやって下さい。

ちなみに、永田の奥さんと娘さんの小説を参考に
奥さん→雪菜 娘→綾女
そして、書くにあたってコードギアス小説「朱の軌跡」を参考にしながら話を進めています。










動かなくなったトレーラーの中、撃たれた肩の痛みに薄れゆく意識のなかで、俺はかつてこの地がブリタニアの属領ではなく、日本と呼ばれていたころ。
日本人が日本人として生き、笑って暮らしていた時のことを思い出していた。


あの頃。
永田呂伯・・・と言っても名前は本名ではないが、もとい俺の職業は陶芸家だった。
いや、今でもバリバリ陶芸家を本職として暮らしているが。
別に陶芸が好きだったわけではないし、泥だらけになって爪の間に土が入ったりとかするし、絶対に縁はない!!と豪語する・・・というよりも将来の仕事として全くカテゴライズされてはいなかったのだが・・・

(やばい。俺の好みにクリティカルヒット・・・!!)
10年前、友人の付き添いで行った陶芸の体験教室で超絶美人講師に出会うまでは。
もちろん俺は彼女の父親の元に弟子入りした。
そして、彼女に猛アタックを仕掛けた。


が。




「付き合ってほしい!」
「うん、パチンコ行く?」

しかし、彼女・・・永田雪菜は超絶鈍かった。
もうカウントするのも馬鹿らしいくらいに告白したとき、やっとデート(?)にこぎつけた。
「リーチだリーチだ!!きたーっ!!!」と叫んで大騒ぎしている光景は、デートというにはロマンに欠けたところがあったし、彼女に想いが伝わったのかさえ怪しい。
けれど。
ガサガサと戦利品のお菓子がたくさん詰まった袋を揺らしながら帰っている途中で、

「私、あなたのこと好きよ?」

と逆告白されたときはカナリびっくりした。
そりゃあもう手に持っていた袋を落としてしまうくらいに。

「俺はもう2年も前からずっと好きで告白してたんだけど!」
「えぇ?!告白してたの?!気づかなかった・・・」

返事より前に突っ込みに等しいものとなってしまったが、晴れて俺たちは恋人同士となった。

まもなくして、二人で結婚を決めて彼女の父親に挨拶しに行った時の乱闘はすごかった。

「娘さんを僕に下さい!」
「破門だ!!!」
「そこをなんとか!」
「ならん!!結婚するなら破門だ!!」
「ふざけんなよクソジジイ!」
「クソガキはだまってろ!」

最初こそ礼儀を保っていたものの、最後は本音が出て双方自分で焼いた皿や壺を投げ合って、工房の中が地獄絵図となったのを今でも覚えている。
雪菜の仲裁で最後には許してもらえたけれど。
これで彼女の父はいい人なのだ。
仕事に気を抜くことはないし、紗耶に対する愛情だって、お金のない弟子の面倒もしっかり見てくれていた。
頑固で時々優しくて、娘に弱い。
絵にかいたようないいオヤジだった。

綾女が産まれたときの喜びは半端なかった!
オヤジとは仲が良いとはいえなかった状態だったのに、二人で手を繋いで踊りまわったくらいだ。

俺たちはそんな些細で暖かな暮らしを望んでいただけなのに。

オヤジとの関係も修復して、綾女もやっと歩けるようになり始めた所だったのに・・・



アレは起きてしまった。



ブリタニア軍による爆撃は、一瞬にして俺の家族や友の命を奪い去っていった。
多くの人が誰かの死に悲嘆に暮れているテントの中で、一瞬でも生きているオヤジに会えたのは本当に幸せだったのだろう。
「死んではいかんぞ。あの子たちが悲しむ・・・わしの名をやる。この名を、わしを超えてから・・・」
雪菜と綾女の亡骸を前に立ちすくんでいた俺に、救助不能の黒いカードをぶら下げた手を伸ばしてオヤジが言った最期の言葉だった。


その日から、俺の名は永田呂伯になった。




遠くでブリタニア軍人のゲスな笑い声と、銃声が聞こえる。
たぶん近くにいるのだろう。
扇たちが来る様子はない。それならば・・・

車中に仕込んでいた赤いボタンに手を伸ばす。

ふと、最愛の人たちの写真が視界に入り、手が一瞬止まった。

オヤジ、約束守れなくてごめんな。
雪菜、綾女・・・また会えるな。
いや、もう会えないか・・・俺、たくさん人、殺したもんな・・・


それじゃ、さよならだ。


「日本・・・万歳!」


その瞬間、永田呂伯の体は閃光とともに吹き飛んだ。






でも間違っていたとは思わない。だって、そうすることでしか俺はいきていけなかったんだ。
たとえ二度とお前たちに会えないとしても


けどやっぱり・・・さみしいな。







○言い訳という名のあとがき○
いやはやもうあれだね!
長いこと話書いてなかったらもう全く駄目だ・・・いや以前から書いてたのも十分崩壊気味だったけれども;;;
それに拍車かけまくってるし(笑)

ごめんなさー・・・・・・ぃ←



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